不動明王とは?

不動明王像・写真

不動明王は不動尊ともいいます。
大日如来の教令輪身(きょうれいりんしん)であって、火焔を背にして右手に剣を取り、 左手に縄を持って憤怒の姿をしていられます。 中野不動尊のご本尊は両側に矜羯羅童子(こんがらどうじ)と制多迦童子(せいたかどうじ)の脇侍が立っています。
 不動明王の前で盛んに祈祷が行われるのは、不動明王には大威力があって難を除き、 魔を降伏し、すべての人にわけ隔てなく利益を与えてくださるからです。 また、人の死後は必ず最初に(初七日に)不動明王の導きをうけることは一般にもよく知られています。
 不動尊は何の神様ですか(どういうご利益があるのですか)というお訊ねをうけますが、 不動尊のご誓願は広大無辺であって、しかも「無相法身(むそうほつしん)、虚空同体(こくうどうたい)」といわれますから、 念ずる人の(祈願者の)願いによって、どんなご利益でもいただけるわけです。
 不動明王が火焔の中に住まわれるのは ”火生三昧”といって、 衆生の煩悩を大智慧の火で焼きつくして、お悟りに導くことを本誓(ねがい)としていられるからです。 また、不動明王の前でお護摩を焚くのは宗教的儀式作法であって、大願を成就せしめるためです。 中野山でのお護摩には「塩木(えんぼく)」という特別の薪が用いられます。


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