洞窟めぐり


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●三十六童子の一つ●
「虚空蔵童子」


 日本三大不動の中野不動尊も開かれてから数百年の間は建物が一つもありませんでした。 命がけで山道を登って奥の院に詣でた人々は、そこに二日も三日も泊まることがありました。 こうした人々や修験者達によって雨露をしのぐために穿たれたのが奥の院の「七つの洞窟」です。 今は七つの洞窟がつながっていて、巡れるようになっています。
 洞窟の内部は、いくつかの横穴が枝のように分かれ、それぞれの行きどまりがやや広くなっていて、 ここを単座と呼んでいます。 むかし、そこで人々がおこもりをしたり修行したことが忍ばれます。 いまこの三十六ヶ所の単座には、三十六童子が一つずつ祀られています。 ですから、洞窟めぐりは三十六童子を拝むための参道でもあります。

* 三十六童子は不動明王の眷属(弟子たち)で、 矜羯羅童子(こんがらどうじ)、制多迦童子(せいたかどうじ)などの三十六体の童子です。 青銅造りで、昭和四十八年から昭和五十五年にかけて造られたものです。



現在地です。


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